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学びとキャリアを「見える化」して、勉強して何の役に立つの?に答える

2021/06/24



苦手科目を勉強している生徒からため息交じりに「これ将来何の役に立つんですか?」なんて声が上がることがあります。
そう聞かれると私は「きっと何かの役に立つよ」と答えているのですが、来年度から高校で使われ始める教科書ではどう役に立つのか、将来にどのように繋がっていくのかを具体的に示していく傾向が強くなった、というニュースを見つけました。

(朝日新聞2021年5月29日の記事一部抜粋)

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(前略)

来春から高校で使われ始める教科書では、学びとキャリアのつながりを「見える化」しようと各社が工夫をこらしている。数学と直結しなさそうな弁護士を、あえて数学の教科書に登場させた出版社も。新学習指導要領で、キャリア教育がより重視されることを受けた動きだ。

(以下略)

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新しくなる教科書では、ノーべル賞受賞者、研究者や技術者、専門職といった第一線で活躍する人たちが、高校で学ぶ知識が仕事に具体的にどう役立つかを伝えているそうです。
ノーベル賞受賞者の吉野さんなど、各種のスペシャリストから「これ将来何の役に立つんですか?」の答えの欠片を示してもらえる教科書は、きっと勉強以外のことも教えてくれる教科書になるのではないでしょうか。

また、中には、すぐにはその職業と結びつき辛い学問が仕事をするときに役に立っている、と紹介するケースも書かれていました。

今学んでいることが意外な仕事に結びつくことを知ることができるというのも、より将来への選択肢が広がったり、勉強への意欲も高まったりするかもしれませんね。
 


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